栃木京福会

ブログ

活動報告

2025.03.04

第41回 だいじだねット会議 ~那須塩原市の地域包括支援センターあぐり~

令和7年1月28日(火)に「第41回だいじだねット会議」を開催しました。
地域住民の皆さま、専門職の皆さまにお集まりいただき、誠にありがとうございました。
「ケアマネジャーはどこまでやれば良いのでしょうか?」というテーマで話し合いました。

【事例】
ある日、地域包括支援センターに電話がありました。
「ケアマネジャーは一体どこまで支援すればよいのでしょうか?訪問した時にテレビの調子が悪いというので、初期設定をしてあげました。そしたら次は郵便物を投函してきてほしいと頼まれ、最近では、買い物を頼まれるようになりました…」という内容。

皆さんはこのような事例のように自分の業務外、
役割ではないことで何か頼まれたことがありますか?

いろんな意見が出ました。

  • 携帯電話の設定/自宅内の大きい荷物の移動/通知内容についての問い合わせ/引っ越し手続きの手伝い/エアコンが動かないからみてほしい/遠方の家族さんから郵便物が溜まってしまうため取ってきてほしいとの依頼/ゴミ等の片づけ/重そうな荷物を運んでいた方を車に乗せて配達店まで連れて行く/電気がつかないから見てほしい etc…。

  • 人と人なので、「制度上できません」とキッパリと断ることが難しい場合もありますよね。
    断るとしても相手が不快に思わないような伝え方の工夫も必要です。
    何でも受け入れて手伝ってしまうと、その方の自立を阻害してしまう場合もあると思います。
    また事業所の負担がかかることで通常業務が不安定となり、最終的に本人への支援が入れなくなってしまうことも考えられます。

  • 日頃から自分の役割は何なのか、改めて考え直す良い機会だったではないでしょうか。

    次回、令和7年2月25日(火)のだいじだねット会議は、
    「デイサービスのお迎えの時に、お薬を飲ませてくれますか?」という事例で話し合います。

    今後も皆さまのご参加をお待ちしております(^^)/


ページTOP