栃木京福会

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活動報告

2025.09.16

小中学生が高齢者の世界を体験 ~那須塩原市の地域包括支援センターあぐり~

こんにちは!地域包括支援センターあぐりです♪

令和7年9月6日(土)、豊浦小学校にて開催された「Work Work 体験 in 日新」に講師として参加しました(^-^)

今回もテーマは「高齢者疑似体験」です。

高齢者の身体的な変化を実際に体感することで、子どもたちが思いやりの心を育むことを目的に実施しました。
  • この事業は、地域に住む方や地域で活動している方々と、
    日新中学校区の児童生徒が一緒に活動する取り組みです。
    今回も、子どもたちにおじいちゃん・おばあちゃんの体のことを知ってもらうために、
    クイズや高齢者疑似体験を行いました。

  • 「体の動きがゆっくりになる」「目が見えにくくなる」といった変化は、
    見ていてもわかりやすいものですが、「暑さを感じにくくなる」「のどの渇きを感じにくくなる」
    といった内面的な変化は、なかなか気づきにくいものです。

  • 重りのついたベストや靴、膝や肘のサポーター、視界を制限するゴーグルなどを装着し、
    身体の動きにくさや視界の悪さを実際に体感。
    最初は笑顔だった子どもたちも、廊下や階段を歩くうちに「怖い!転びそう!」と
    真剣な表情に変わっていきました。

  • グループ発表では、「思うように体が動かせないこともあるんだと気づいた」
    「高齢の方が困っているときは、そっと手を差し伸べたいと思った」といった感想が聞かれました。

  • 短い時間ではありましたが、子どもたちが高齢者の気持ちに少しでも近づけたことが、とても嬉しく感じました。
    ご協力いただいた先生方、そして参加してくれた皆さん、本当にありがとうございました!
    今回の体験を通して、子どもたちが「高齢者の立場に立って考える」きっかけを持てたことは、
    地域全体にとっても大きな意味があります。
    これからも、世代を超えたつながりを育む活動を続けていきたいと思います。


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