全国社会福祉法人経営者協議会
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2025.09.16
この事業は、地域に住む方や地域で活動している方々と、日新中学校区の児童生徒が一緒に活動する取り組みです。今回も、子どもたちにおじいちゃん・おばあちゃんの体のことを知ってもらうために、クイズや高齢者疑似体験を行いました。
「体の動きがゆっくりになる」「目が見えにくくなる」といった変化は、見ていてもわかりやすいものですが、「暑さを感じにくくなる」「のどの渇きを感じにくくなる」といった内面的な変化は、なかなか気づきにくいものです。
重りのついたベストや靴、膝や肘のサポーター、視界を制限するゴーグルなどを装着し、身体の動きにくさや視界の悪さを実際に体感。最初は笑顔だった子どもたちも、廊下や階段を歩くうちに「怖い!転びそう!」と真剣な表情に変わっていきました。
グループ発表では、「思うように体が動かせないこともあるんだと気づいた」「高齢の方が困っているときは、そっと手を差し伸べたいと思った」といった感想が聞かれました。
短い時間ではありましたが、子どもたちが高齢者の気持ちに少しでも近づけたことが、とても嬉しく感じました。ご協力いただいた先生方、そして参加してくれた皆さん、本当にありがとうございました!今回の体験を通して、子どもたちが「高齢者の立場に立って考える」きっかけを持てたことは、地域全体にとっても大きな意味があります。これからも、世代を超えたつながりを育む活動を続けていきたいと思います。
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