京都南山城学園

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活動報告

2019.01.24

【コミュニティデザインとは?】

デザインって聞くと、ファッションやアートって思われる人も多いと思いますが、建築の意匠や設計という意味で使われます。そこに「コミュニティ」がつくとどうなるか。ニュータウン建設計画のコミュニティデザインでは、いろいろな人たちが結びつくには、どういった住宅配置が良いか、などをデザインします。こういうことがコミュニティデザインの始まりと言われています。
では、いまのコミュニティデザインは?地域で暮らす人たちがつながり合う、共生社会をつくりあげるためのデザインなのかも知れませんね。

今回、龍谷大学、大谷大学、京都産業大学の地域政策やコミュニティデザインを学んでいる学生に向けて講演をし、学びの中に福祉がつながっていることについてお話させていただきました。それは、地域社会の抱える課題や問題を、子供、高齢者、障害者の暮らしから捉え直し、コミュニティをかたちづくりながら解決していく試みです。

学生からは
「介護だけの印象だったけれども、学んでいることと繋がっているのが分かった」
「ワード(福祉や介護)だけが違った印象で一人歩きしているので、効果的な伝え方が必要だと思った」
など印象が変わった意見が多く挙がりました。

枠を超えた実践を伝えること、
その人の「生きづらさ」を解決するフクシ
その街の「生きづらさ」を解消するデザイン

どこか、つながっている分野。
その連携が、生き心地につながっていくように思います。

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