京都南山城学園

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活動報告

2020.04.28

【「はたらくための支援」と「くらすための支援」】

障害者支援施設 魁(さきがけ)の仕事場を取材してきました!
魁では、日中の就労を中心に利用者様の暮らしを支援しています。
写真は、それぞれの仕事場の様子です。

まず、内職作業のグループです。
この仕事はコーヒー詰め合わせの箱を2,500個組み立てます。
ちょうど、すべてを完成させたところで、納品直前でした!

次に、新聞の回収袋を封入するグループです。
2枚目の写真の方は、袋の端と端を合わせ、丁寧に四つ折りされていました。
「折る、入れる、まとめる」などの工程に分かれて、利用者様一人ひとりが強みを活かせるように得意なことを担当されています。
そのため、作業中は黙々と作業に集中されていて、とても静かでした。

そして、クリーニングの仕事場では、法人内の利用者様約240名分のお洗濯を請け負っています。業務用の大型洗濯機と乾燥機を扱い、衣類タグの名前を確認しながら分類し、畳み、各事業所に届けるところまでがお仕事です。

他にも、近隣の公園などの草刈りや近隣の高齢者施設内でクリーニングを請け負ったり、自家農園で京野菜を作ったりするお仕事もあります。

利用者様は、こうして働いて稼いだお金で好きなものを買ったり、お出かけを楽しんだりされます。コロナ禍のなかですので休日の外出は控えておられますが、次に出かけられることを楽しみにいつも通り頑張っておられました。

はたらくための支援はくらすための支援でもあるのが、魁の大きな特徴です。

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